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継続的成長に必要な「何か」

20代の頃、本当のリーダーシップは、その人が組織を離れた後も、事業が成長するかどうかだと教えて頂きました。
その後、色んな企業や事業に関わってきましたが、確かに、事業成長の継続性を左右する「何か」があると確信するようになりました。
最初は、名経営者の「属人的な何か」だと思ってましたが、実はそれは「きっかけ」でしかなく(これはこれで重要ですが)、それを「きっかけ」として、顧客の変化に常にコミットして、変化し続けられる組織の常態としての「変化への柔軟性」を作れるかどうかだと思うようになりました。
自分なりにまとめると、事業成長には顧客戦略(WHO&WHAT)が大事で、その実現の手段手法(HOW)が従属関係です。逆になると、上手く結果が出ても出なくても再現性なくギャンブルです。(これはこれで忙しく仕事している感覚があるので、厄介ですが)。
ここを間違わず、PDCAを回せば、継続的に成果が上がりますが、上手くいったからといって顧客戦略(WHO&WHAT)を固定したままでは、いずれ頭打ちしていきます。アルアルです。
理由は顧客の心理と行動は変わり続けるからであって、成果が望める顧客戦略(WHO&WHAT)も変わらないればいけないからです。結果、手段手法(HOW)も変わる。
今日の顧客は、昨日とは変化しているし、明日にはまた変化します。変化は常態であり、見えるほど大きいか小さいかの差でしかないです。変化を見る気が無ければ、どちらにしても見えない。
結局、組織自体が(構成する社員、経営陣)が、顧客の変化と総体としてのマーケットの変化も常に正視し続けて、常に顧客戦略(WHO&WHAT)も見直し続けることができるように、柔軟性を常態とできるかどうかが、継続的な成長につながると思うのです。

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